小銃は 《小銃・外国映画・広告》

口径12.5ミリ以下の軍用携帯火器の総称。両手で保持し一発の弾丸を発射する銃一般をいう。

多数の小さな弾丸を同時に発射するものは散弾銃とよんで区別する。

もともと歩兵用の軍用銃を小銃とよんでいたが、狩猟などのスポーツ射撃をするものも狩猟用小銃などとよぶ。

英語の名称ライフルは、弾丸の命中精度を得るため銃身内部に切られた螺旋溝に由来する。

ドイツなどでは早い時期から軍の狙撃兵に螺旋溝つき銃身を装備した小銃「イェーガー・ブクセ」を支給していたが、軍の一般的な歩兵に螺旋溝入りの小銃が普及するのは、パーカッションロック式/雷管式撃発装置)の発火機構が採用された18世紀前後だった。

それ以前の小銃は、長さによりマスケットやドラグーンなどとよばれていた。

もともと小銃は軍隊の個人武装に用いられる狙撃用武器で、鉛など比重の大きな金属を芯にした弾丸を射撃する。

19世紀中ごろまで、銃口部から弾丸や発射薬を装填するマズルローダーの単発銃が主流だった。

19世紀中ごろに弾丸と発射薬点火用の雷管を一体化した薬莢が発明されると、銃身後端から弾薬を装填するブリーチローダーが一般的になる。

ヨーロッパ各国やアメリカは、19世紀末に連発式の小銃を軍用に制定して使用し始める。

初め発射薬に黒色火薬を使用したため実用性が低かったが、無煙火薬の発明で弾薬が進歩し実用性を増大させた。

連発式小銃は、ドイツのフォン・パウル・マウザーが開発したマウザー・ボルトアクション小銃などが主流となった。

ボルトアクション小銃は多くの国で採用され、第二次世界大戦の終結まで歩兵の主要な武装として用いられた。
update:2010年02月23日